雅楽の原義は「雅正の楽舞」で。文化

「俗楽」の対。

国内の宮内庁式部職楽部による定義では、宮内庁式部職楽部が演奏する曲目の内、洋楽を除くもの、とされる。多くは器楽曲で宮廷音楽として継承されている。

現在でも大規模な合奏形態で演奏される伝統音楽としては世界最古の様式である。

ただし、雅楽本来の合奏形態としては、応仁の乱以降、徳川幕府が楽師の末裔をあつめて再編するまでは、100年以上断絶していたので、平安時代の形態をどこまで継承しているかは疑問である。

篳篥のカタカナで記されている譜面を唱歌として歌うときにハ行の発音をファフィフフェフォと発音するなど16世紀以前の日本語の発音の特徴もそのまま伝えられており、全体的にもかなり忠実に再現されているのではないかということが推測される。

楽琵琶の譜面のように漢字で記されるものは、中国の敦煌で発見された琵琶譜とも類似点が多く、さらに古い大陸から伝わった様式が多く継承されている。
update:2010年02月19日